2016年03月31日

咲夜

この二日間、横浜の夜の気温は15度を少し下回る程度。

今年は桜の開花予想は早かったが、気温の変化が激しく、今週の初めはまだ蕾の状態だった。

それが、この二三日、暖かくなり、桜はようやく満開になってきた。


夜、開花をする暖かな夜のことを私は「咲夜」と呼んでいる。

だから、ダジャレでいうと、昨夜は咲夜だった。


今日、年度末締切日、明日から4月、いよいよ本格的な春である。

フレッシュマンの新社会人、小学校から大学まで入学する新入学生も一斉にスタートする希望に満ちた社会生活のスタートを皆で応援しよう!


その分、シニア世代で働く人は若い人たちの仕事場を確保するために、バトンタッチの用意を整えておこう。

posted by 牟田武生 at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月29日

動きだす春!


3月が訪れると、春遅い宇奈月も、蕗の薹、カタクリの花、福寿草が一斉に咲き始め春を告げる。今年は雪が少ないが、春を喜ぶ気持ちは変わらないでも、厳しい冬をやっとの思いで、乗り越えたから、東京や横浜に住む人よりその気持ちは強いのではないだろうか。


春は日本で暮らす以上、嬉しい季節で同時に、生まれ変わりの季節でもあり、新たな気持ちでスタートできる、リセットの季節でもある。


こんな人生を送っていても良いかと悩む、心因的な不登校生やひきこもりの人は、こんな時期、学校や職場等の環境を変え、リセットとしての再チャレンジをしようとする。


でも、上手くいかない人は、家族を離れ、一人暮らしをはじめる人もいる。だが、食事作り、洗濯、衣服整理、片付けと掃除、金銭と時間の管理等、生活技術を伴わない人は必ずと言っていいほど、失敗して、以前よりももっと、ひどいひきこもりを始める人もいる。


実は学校に行く、働くことの基本は、生活することにあると思う。

その土台があり学校生活や職業的自立が存在すると思う。


自分のことを自分でケアすることが、めんどうくさいではなく楽しめるようになったら、不登校、ひきこもりからの脱出の時期と考えてもよい。


しかし、すべてが不十分でも、やってみる、前向きにチャレンジすることしないと、春という時期のチャンスを失うことになる。


親とのコミュニケーション、生活管理がうまくいかない、どんな仕事が出来るのか、なにが出来るのか、悩むひとのために宇奈月自立塾はある。


そんな時は、勇気をもって利用したらよい。

posted by 牟田武生 at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月16日

自我自賛2 委譲

親離れ、子離れという言葉をよく聞く、長期化したひきこもりの一つの大きなテーマは、母子の共依存問題である。

子どもは成人に達しても、親の世話なしには生きられない、また、母親は成人をとうに達しても、子どもを世話することを自分の生きがいと勘違いしてしまうことである。


それをどう防ぐか、自分の子どもは不登校でも、ひきこもりでもないが、普通の場合はどうなのか、この旅を通して考えてみた。

子どもの時の親子関係から大人同士の親子関係への変化は、確認を通しての変化である。その主なものは委譲であると私は思っている。


この子は、もう自主的に判断し行動出来るかの確認を大人として客観的に判断することだと思う。その要素は、社会性であり、その中身は、自ら判断し行動する積極性であり、コミュニケーション力、人間関係力、情報処理能力、ITスキル等であり、コンプライアンスを含む、善悪の判断の規範能力等で構成されたものが、社会人としての能力であると思っている。それらを獲得していたら、子どもから大人になったと判断してよい。それが出来れば、判断と行動を本人自身に移譲してよいと考えている。そうなると、旅も連れて行く旅から連れられていく旅になる。


今回の旅、子ども達に事前に渡したものは、ロードマップ等で評判が良かった昭文社のまっぷるスペイン編、彼らは読みもしないから、大丈夫かなと最初は思っていたが、彼らなりに準備する。まっぷるリンクをアプリを使いスマートホンにダウンロード、スペインで使えるWi-Fiを業者に注文していた。これにインターホンのGPS機能を利用し、グーグルマップを使えれば、ナビになる。どこへでも、自由に行ける。


バルセロナに着き、世界遺産のファミリア聖堂、ParcGuell,lau de la Musica Catalana,等の事前予約はスマートホンで済ませてくれた。自分の子であるが、凄いと思った。


旅にはトラブルが付きもの、娘の部屋のセフテーボックスが壊れていた。中に入れたパスポート、財布が取り出せない、弟はこんなことはあることだから、フロントに話せば解決すると判断、フロントで交渉、ボックスの記憶装置が壊れているとのこと、無事解決、私は見守るだけ、彼らが考え判断行動する。


委譲する時である。

彼らは自分で考え、判断、行動ができる。それが分かれば、後は、彼らの案内に従い旅をする。

ひきこもりの人で大学を卒業している人もいたが、ひきこもりを解決するために、海外旅行を何度も行ったが、このレベルに成長している者は残念ながらいなかった。海外で行う認知行動療法の終着駅が見えた旅だった。

posted by 牟田武生 at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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